顔の代謝 上げる

肌の代謝を上げるには、考えることが沢山

しみが消えないのは、次々に新しく作られる肌が、押し出してくれないからです。毎日、作り代えられているはずなのに妙な話です。肌の作り代えの速度が遅い、つまり、顔の代謝が悪いと、シミはいつまでも残ります。

 

顔とて体の一部ですので、年齢が上がり基礎代謝が低下したり、運動不足の生活を送ったりすれば自然と一緒に、顔代謝は落ちます。ならば、体の代謝をあげれば、おのずと顔の代謝を上げることになります。

 

体の代謝促進は、生活習慣、睡眠、食生活、適度な運動などを、バランス良く行うことです。特に肌の代謝を上げるために効果が上がるといわれているのは、下記の4つとなります。

  •  保湿
  •  血流環境が良好なこと
  •  栄養
  •  UV対策

 

 

保湿で代謝を上げる

潤った肌は巡りが高まり、栄養の循環も良くなります。肌を作り代える栄養がきちんと届けば、顔の代謝も上がり、不要になった角質層を押し出しやすくできるのです。

 

保湿化粧品はざっくり分けて、肌水分を逃がさないバリア成分と、肌水分を抱え込む貯水成分と、保湿成分の再生を促進する成長因子成分に分かれています。年を追うと肌自身が持っている保湿力も低下していますので、保湿効果の高い成分に切り替えます。バリア成分、貯水成分、成長因子成分の順に、徐々に増やしていくと良いようです。

 

肌に直接ぬって保湿力を高めるには、水分を取り込みやすい肌環境に整えます。毛穴に汚れを溜めたままや、不要な角質を貯めたままにしておくと、せっかくの保湿成分も効果がでません。保湿力を上げるためには、洗顔石鹸の見直しも、必要な場合もあります。

 

日常の保湿力のチェックは、肌が柔らかさや、乾燥で化粧崩れをおこしていないかなどで、確認がとれます。疲れていなくても肌がくすんでいたり、ハリ感がなくなっていても、保湿力の低下の表れです。肌の環境のチェックして、肌水分を一定にしておくと肌代謝の低下を防ぐことができます。

 

血流環境

血流環境が悪くなると、肌の老廃物を回収したり、栄養を運んだりすることができなくなります。

肌細胞の機能が低下し、成長したり増殖する働きが鈍くなってしまうのです。

 

顔の血流環境を上げるには、顔のエクササイズやツボ押し、マッサージなどで血流を促します。肌を押す力は、洗顔時の石鹸の泡を押す程度で十分といわれています。マッサージの指の動かし方は、信頼できる情報を参考にして自己流は避けます。

 

栄養

年齢が増すと、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった美肌に必要な成分を、自らで作りだす量が減少してしまいます。
栄養不足の状態では、新しい健康な肌を次々と作りだすことが、無理になっていくのです。

 

また、代謝を促す成分として馬油などが注目されて、昔から火傷の治療などに使われていますが、外から塗ることで肌細胞を刺激して、活性化させることが可能となっています。
不足しがちな成分は、外から塗り補給する方法もありますが、肌の深部まで浸透は難しいので、食べ物やサプリメントを利用する方が確実です。美肌に必要な食べ物は、豊富にありますが、女性の多くが効果を実感しているのは低分子コラーゲンや、低分子ヒアルロン酸などです。

 

UV対策

紫外線は、多くの肌機能を低下させる原因をもたらします。乾燥やコラーゲンを減少させ、しみやシワなどの原因とも言われています。

 

肌機能が低下したり、肌負担が増えれば、代謝に使われるエネルギーがでません。肌自身が健康な状態に保つためには、紫外線の刺激は避けなければなりません。

 

日傘や帽子、UVカット成分配合のベースメイクを使って、UV対策を行います。昨今の研究で、目に紫外線が当たると、メラニンが作られやすくなるそうです。顔の代謝とは、少し違いますが、メラニンは美白の敵ですので、UV対策にサングラスも加えてみてはどうでしょう。

 

補足

長い間、消えないシミを代謝を上げて解決するためには、実は多くの要因が絡んでいます。
美白スキンケアとして、ラインで提供されているのは、出来るだけ総合的に解決しようとしているためなのですが、あくまでも一般的な肌を基準にしています。

 

自分の肌質や年齢などと照らし合わせて、化粧品をコーディネイトしていけるのは、自分にしかできません。

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