褐色肌と色白肌は、一長一短がある
『何故色白になりたいか』ですって、そんな簡単なこと何故聞くのかしらって、この頃思います。
じゃ、『何故絵を描く時、白いキャンパスを使うの』って逆に聞きたいくらいよ。
黒いキャンパスや赤いキャンパスだったら、コスト高だから・・じゃなくて!
いちいち、背景色の黒や赤に映える色を選んで描かなくてはならないからでしょう。
メイクだって、髪の色だって、ファッションだって、良く映えて艶やかに見える肌の色は、より白い色です。
メイクやファッションにこだわればこだわるほど、より透明な、より透き通るような肌へと憧れは増して行きます。
別に欧米人への憧ればかりではなく、色彩的に白い色はどんな、色にも合わせることができる万能な色だからです。
でも逆に、しみや色素沈着が気になるのは、色白のせいだからってこの頃思うの。
しみやそばかすを気にする黒人がいないように、本当はシミもそばかすも、ホクロやえくぼのように単に身体的な特徴なだけって考えれば楽になりますよね。
色白は良いイメージばかりではない
色白であることは、良いイメージばかりではありません。
小太りで色白な人を『白豚』とあだ名をつけて、勇気が無く、消極的な意味を持たせます。
未熟で危なげな成年のことを『青い奴』とか『青白い奴』といって、軽蔑の意味に使われることもあります。
白い野菜のもやしから、家の中にこもっている行動的でない学生を、『青白いもやしっ子』ともいいますよね。
女性が色白になりたいというのは、こうした心理的なことも好くなかず影響していて、男性に比べて、少し危なげで未熟だから守って欲しいといった気分もあるのではと思うのです。
今は男女同権の時代、あまり大きな声で言うと、非難轟々なのですが。
本当な褐色の肌を望んでいる人も
色白から受けるイメージが嫌で、健康的な褐色のある肌を求めている女性も多いはずです。
かつては、ビーチに日焼けオイルを塗って1日過ごした記憶がある方もいますでしょう。
でも、日焼けによる紫外線は、肌にも健康にも悪いと言う事実のために、褐色の肌を諦めざるを得なくなりました。
褐色の肌は色白とは異なり、活動的で明るく、躍動感のあるイメージがあります。
褐色のある肌を持つ人が、より個性的な性格を持っていれば、存在感は増し注目を浴びることはたやすいって、個人的に思っています。
ファッションやメイクも、肌の色を引き立てる色味を選択しさえすれば、色白に人が同じものを着た時より与えるインパクトは強いって、感じるのは独善的でしょうか?
少なくとも、褐色肌の人はしみやそばかすに、或いはくすみさえも、色白の人ほど深刻に悩む必要はありません。
私は・・・
私は色白なので、クスミもしみの悩みも一杯で、シミが薄くなるためのケアの方法を探すことに翻弄しています。
よーく考えてみたら、地肌の色について、あれこれ悩む必要なんて、全然ないんじないの。